帝王切開瘢痕症候群の管理指針―2018年の海外委員会よりー

Optimal Timing and Recommended Route of Delivery after Hysteroscopic Management of Isthmocele? A Consensus Statement From the Global on Hysteroscopy Scientific Committee

著者:Tanimura, Satoshi; Funamoto, Hiroshi; Hosono, Takashi; Shitano, Yasushi; Nakashima, Masao; Ametani, Yuka; Nakano, Takashi
雑誌名:J. Obstet. Gynaecol. Res.
年度:2018

【Summary】

・帝王切開をすると1回目で60%、3回目で100%陥凹(isthmocele)ができる。 

・3mm以上の場合には子宮鏡手術、3mm未満は腹腔鏡手術で修復を試みたほうがよい。 

・術後3カ月は避妊を推奨 

・術後は帝王切開で出産をしたほうがよい 

【ポイント】

the Global Congress on Hysteroscopy Scientific Committeeより発表された 

帝王切開瘢痕症候群の管理指針。 

【コメント】

帝王切開瘢痕症候群の管理指針として、残存筋層3mm、術後3カ月、術後帝王切開などの要約された 

ポイントが記載されていました。